2008-05-08 (木)
日本人花嫁の戦後 -韓国・慶州ナザレ園-
伊藤孝司著 上坂冬子著
戦前、戦中戦後に満州・朝鮮半島に国策屯田や結婚で行き戦後も日本に帰れなくなった又帰らなかった日本の女性達の半生をその事情を一人ひとりインタビュー型式の証言で綴った本です。
28名の証言を読むと習慣の違いや言語で苦労をし日本人差別、朝鮮戦争の戦火など筆舌に尽くせない苦労をされています。
「慶州ナザレ園」は1972年に開設され日本女性が生活に困窮したり身寄りがない人を受け入れています。
著者は最後に「ナザレ園」に暮らしている女性達は日本人であり他のアジアの被害者のひとたちとはおのずと立場が違うことを知って欲しいと・・・・
塾長は十数年前施設のことを知り慶州に行ったとき梅干を一樽持って「ナザレ園」を訪問し僅かばかりの寄付をして来ました。
本書は訪問時に現地で購入したものです。
北朝鮮の拉致問題も同様のことであり、反対に日本に在住する韓国・朝鮮の人を初めとして同じような苦しみや体験をしている多くの外国人がいることを忘れてはいけません。
慶州駅
慶州に行かれるときは一度訪ねて下さい。
「ナザレ園」を運営されてるキリスト教団の方々には頭が下がるばかりです。
中高生推薦
評価★★★★
by 毘沙門のPIG at 12:36 |comment (0) |TrackBack (1)


