某フリーペーパーで、『教えてあなたの見事な解決策』という特集をしていました。
内容は、主に子供同士のトラブルと、それをこうむる側の親の立場の相談。
●友達が遊びにくるとゲームソフトが1個ずつなくなっていた。疑うこともできず…。
●勝手に冷蔵庫や机の引き出しを勝手に開けたり「おなかすいたーあ」と平気で言って来る…。
●ご飯時になっても、夕方遅くなっても「自分はまだ遊べるから大丈夫」と言って帰ろうとしない。
●朝7時ごろからでも「あそぼー」とやってくる。
●ゲームの充電器を持ってきて、よそのうちで充電する。
●子どもの目に余る行為を注意したら、親や親族が怒鳴り込んできた。
●親の前でも平気で汚い言葉を使う、いたずらをする…でも親はちっともおこらない。
あーあーあーあー…これ、全部経験したわ〜と、思いました。
うちの様子をどこかで見ていたのか、自分が覚えはないが、ひょっとして無意識のうちに投書したのか…とか思っちゃうほどの内容でした。
子どもだから何でも許されると思ってるのか…。
特に夏休み中のトラブルと言うのは、数限りなく…。
相手方の親と話が出来ればまだましなほうで、親は子どもがどこで何しているかなんて知らない。
昔ならばそれでも異年齢の子供同士がたくさん集まって上下関係を学びながら、ケンカしたり遊びを教えてもらったりしたもので…。
ケンカしても、誰かが間に入ったり、ひとりをはみ子にする事は少なかったと思います。
今は、あまり異年齢で遊ぶこともないし、人数も2〜3人でちまちま遊ぶのが関の山。
公園では、ボール遊び禁止。近くに遊べる空き地はない。
学校に行っても、常に門は閉まってて、放課後の校庭にはスポーツ少年団が練習するくらい。
結局、誰かの家で集まってゲームしようか…と言う話で治まるんでしょうね。
まあ、一人で遊び相手がいないのを見ているのも親としては切ないものがあるので、ある程度どこかで妥協しなきゃ仕方ない。
幼稚園くらいだと、まだしつけができていないか経験不足だと思うので、よその子どもでも叱ったり、「おばちゃんちはこういう決まりだから、やめてね」と言っても素直に聞く子が多いのですが…。
問題は、それより大きい子。
注意されたとたん、だまって(小さい子だとごめんなさいを言う確率は高いのですが…)やめるものの、違う方向に矛先が行くので怖いと思うことが…。
例えば、次から「おまえんち、うるさいからいくのいやだ」と子どもに言ったり、仲間はずれにされたり…。陰湿…です。
この子の親は一体どんな人なんだろう…親の顔が見たいと思える事が多々あります。実際、見てびっくりすることも多いのですが…(笑)
すごいきれいにお化粧して、若くてきれいなママだったり。
少女のような趣を残した美少女系ママだったり…(笑)
そりゃ、普通のママもいますよ。
でも、なかなか腹をわって話せそうな方はいませんね。
特にこういう力関係になってる時には…余計と(*´Д`)=з

光文社/刊 石川結貴/著
最近、こんな本を読みました。
すごく面白いんです。
今はやりのモンスターペアレントの流れから、さらに絞って母親にスポットを当てている話です。
色々な事例を載せていましたが、特に印象に残ったのは、幼稚園のお弁当に、平気でコーンフレークを持たせて、牛乳は園で出るから、それで栄養的には充分だと言い切るママ。
「子どももすきだし、牛乳をかけてお料理ごっこみたいで喜ぶから…」と悪びれる様子もない。
いつでもどこでも自分らしく在りたいと思う 女性。
母親という既成の価値観や意識に捉われず 逆にそれを打ち破る自分が格好良いと思っているんですよね。
すべてが自分中心でそれを無意識にしている人たちが、このモンスターマザー。
ともすれば自分にも当てはまる事項は多いのでは…と感じる恐怖もありで…(笑)。
自己正当化の術には舌を巻きます。先ほどのコーンフレークママもそうですが、自分がしていることがおかしいとは思わないから、相手にそれを指摘されると自分の領域を侵されたと思い嫌悪感は残る。だけど受け入れはしないですね。それが自分のやり方だと思うから。
とにかく過剰な自意識、常に外界からの評価を気にし本質を見失っているといいます。 夫も子供もすべて自分を表現するアクセサリーのようなものでしかないようです。
モンスターマザーを育てたのは過去数十年の日々の生活です。
今この親達に育てられている子どもたちはまた違う姿になるのでしょう。もっとすごい事になるのか、反面教師的にまじめに戻るのか…。
(いやあ…最初に書いたフリーペーパーでのテーマになるくらいだから、子供たちも又然り…。いま、しつけと言うと、幼児虐待だのなんだのと騒ぎすぎる嫌いもあり、しつけらしいしつけがまともに出来てないですからね…。おそらくもっとすごいモンスターが育つに違いないです)
人を育むということの難しさを考えながら、 自分の浅さも振り返り、自戒したくなる本です。
でも、モンスターのような親が悪いだけでなく、地域の付き合いが稀薄になりすぎて、子ども達の少しの粗相も許せなくなっている環境にも一因はあるのかもしれません。
自治会や子ども会活動、こちらに引っ越してきた時には、ずいぶん盛んなところだなあと思いました。
この5〜6年で、ほぼ崩壊状態です。
新規で入会する人は強制ではないといいつつも、半強制的な流れもあり初年度は入るけど、続かない…途中でやめちゃう。
あるいは入会はするけど、行事には参加しない家庭。
親は共働きで、子どもだけを参加させて役員はおろか、一切手伝いもしない家庭。
夜の行事などにも親が付き添う家庭が少ないので、ある時から低学年の親御さんには付き添いを求める手紙を配布するようになりました。
自治会の方も色々と協力はしてくれます。だけど、昔どおりに行事をこなせないという現実もまた受け入れてもらわねば、間に入る役員のみが大変な思いをしてしまいます。
すると、役員が大変だからなりてがおらず、子ども会から脱退する人も多くなり…悪循環ですね。
校区が変わると、子供会を実質的に廃止しているところも多く見られます。もはや、続けられないのでしょう。
あげればきりもない話ですが、人に感謝する気持ちがあれば、今はできなくても、次にできる時にお返ししようと、お互い様精神を大事にしたいと思います。
モンスターマザーにはそれがかけているのではないでしょうか。
自分はこういうやり方しかできないから、だから周りが自分を受け入れなさい…ではね…。
でも、そういう人が多くはなりました。
考え方を改めるのは、こちらかもしれないです。