QblogトップこのブログのトップQlep Webヘルプログイン
プロフィール
月別アーカイブ
統計
今日 総計
コレクション
した人
0 0
コメント 0 0
トラックバック 0 0
カテゴリ
お気に入りリンク
2009-03-09 (月)
長文の読解          勉強 /学校
学校教育では、英語長文の読解はあまりされていません。生徒たちに、辞書片手に単語を調べながら、一行一行時間を掛けて英文を訳させる授業が中心です。
ところが、試験になると限られた時間内で教科書5ページ分以上の英語の意味を正確に早く読み取ることが求められます。英語長文読解の訓練をしていないと間に合わない場合が多いです。ですから、英語を英語のまま理解する練習に時間を費やさなくてはいけません。
by at 14:37
   

2008-12-16 (火)
「狼とは」  第三部

  チビッコたちは うなづきました。
「今度は もっと 気を付けるよ、ウルフじいさん。」
ウルフじいさんは 微笑んで言いました。
「そうとも。この次は もっとうまくやるだろうよ。それに もっと
速く走り、 もっとよく見て もっとよく聴く。」
  それから 2匹は 草むらで 遊び始めました。
転げ回り、うなったり飛びついたりしていました。そのとき、
2匹の耳が ぴくりと動きました。森の奥から 何か聞こえてきます。
それは オオカミたちの 遠吼えでした。狩から戻ってきた合図でした!
2匹は 巣に向かって一目散に走り出しました。


  そこでは  チビッコたちの 母さんや ほかの仲間たちが互いに
狩のようすを 話していました。そのうち みな座って、鼻先を
空に向けて吼えました。ウルフじいさんが やさしく言いました。
  「巣に戻ったときに オオカミが、仲間と一緒に歌う歌だ。
オオカミとは そういうものなんじゃ。」

  「オオカミは 仲間を大切にするもの。」
 
 
  その夜遅く、チビッコ たちは 母さんのそばにすり寄りました。
 母さんに、その日学んだことを話し始めましたが、
あんまり眠くて最後まで話し終わることが できませんでした。
母さんは 微笑んで、子供たちの顔を ゆっくり やさしく
なめました。2匹が うつらうつらと してくると 言いました。
「おやすみ、わたしの 腕白ぼうやたち。安心して おやすみ。
お前たちのことは いつも 見守っているからね。
それも オオカミが することなのよ。」

 「 オオカミは 子供たちを守るもの。」 
 
     

by at 23:31
   

2008-12-11 (木)
狼とは 第二部

  「さあ 走るとしよう!」
ウルフじいさんは 全速力で 森を駆け抜けました。
まるで 飛んでいるようです。
2匹のチビッコたちも 後を追って、今までないくらい速く走りました。
足の裏が ほとんど 地面に着かないくらい 速くです。
すばらしい 気分です。
チビッコたちの笑い声も 風に乗って響きわたりました。
  ウルフじいさんとチビッコ たちは、小川の 土手のところで
立ち止まりました。心臓が どきどきしています。ハーハー
言いながら 聞きました。
「ウルフじいさん 。もう一度走っていい?。」
「そうだな、またそのうち。 お前たちが もっと大きく
なってからだ。今日よりも もっと速く、もっと長く走れるはずだ。
昼も夜も一日中走って 疲れを知らない。
それがオオカミなんじゃ。」

  「オオカミは 旅をするもの。」
 
 
「シーッ! 耳を澄ませてごらん。」 
  突然ウルフじいさんが 言いました。
チビッコたちは 体中を耳にして 聞きました。すると
今まで聞いたこともない音が たくさんあることに 気付きました。
キツツキが 木の幹をたたく音。小川が岩に当たって
ゴボゴボ流れる音。遠くでリスたちが、落ち葉をカサコソさせている音。  
「何が聞こえるかい?」
ウルフじいさん が尋ねました。
「いっぱい! いろんな音が いっぱい 聞こえるよ!」
「これからも もっと いろいろな音に 出会うだろう。どんな時でも
耳を澄ましているんだ。賢いオオカミは、音に敏感だ。
オオカミとは そういうものじゃ。」

  「オオカミは 音を聴くもの。」
 
 
  チビッコたちは、ウルフじいさんの そばに座って、 次は何かと
心待ちにしています。ウルフじいさんは、泡立つ小川の奥を
見つめています。マスが虫を捕まえながら、右へ左へと泳いでいます。
「あの よくこえたマスは ごちそうだぞ。お前たちに捕まえられるかな?」
ウルフじいさんが言いました。2匹は小川を覗き込み息をのみました。
勇気をふりしぼって飛び掛ろうとした時でした。
「気を付けろ! マスに 気が付かれてしまうぞ!」
ウルフじいさんが ささやきました。


でも、ちょっと 遅そすぎました。マスは チビッコたちに 気が付いて
渦巻く川の しぶきの中に 消えてしまいました。2匹は 川に映る
自分たちの影を ぼんやり 見ています。
「獲物に近づく時は注意しなくちゃいかん。音をたてずに歩き、
ほとんど 見えないくらいに 地面に伏せて近づく。
オオカミは そうするものなんじゃ。」
 
 「オオカミは 狩をするもの。」

by at 23:32
   

2008-12-03 (水)
狼とは

もとは、Melinda Juliettaさんの書いたお話しです。


第一部

  あつい夏の午後でした。オオカミの子供たちが 2匹、
日向で 寝ていました。カラスがパタパタと 音をたてて
枝にとまったので、そのチビッコたちが 目を覚ましました。
カラスとオオカミの子たちは、目を見開いて 見つめ合いました。


  そのとき 母さんオオカミが 子供たちを呼んで 言いました。
「これからみんなと 狩に行くのよ。 お前たちは
ウルフじいさんと お留守番ですよ。」
チビッコたちは 口々に 言いました。
「いやだよ!  ぼくだって 行きたいよ!  ぼくたちは もう
大きいよ。走るのも 速いし、じっと静かにしていることだって
できるよ!」


  母さんは 微笑んで言いました。
「お前たちは 大きくて 勇敢だよ。それに 走るのも
速いし、静かにしていることも できる。でも お前たちには、
ウルフじいさんが 困らないように そばに付いていて ほしいの。」
チビッコたちは、ため息を つきました...
それでも 母さんが 鼻をこすりつけて 足をやさしく なめて
くれたので 気を 取り直しました。

ほかのオオカミたちも、チビッコたちに 鼻先をくっつけて
あいさつしました。それから 狩の群れに 加わりました。
チビッコたちは、 みんなが 森の中に 消えてゆくまで
見送りました。


  チビッコたちは、丘の上で みんなの方を 見ていました。
ウルフじいさんには、チビッコ たちが さびしがっているのが
よく分かりました。じいさんは 鳥の羽を 一枚拾って、
チビッコたちの前を 走り抜けました。
「見てごらん! これは 特別な羽だ。大きくて 足の
速いオオカミだけが 持つことができるのだ!」
そう言うと はずむように 走って行きました。
   
  
   チビッコ たちは ウルフじいさんを 追いかけながら
声を上げました。
「 ぼくにも ちょうだい、ちょうだいよ! ぼくだって 大きくて
足が速いよ! そうだよ!ほんとだよ!」
チビッコたちは ウルフじいさんに 追いつくと しっぽを ひっぱり、
じいさんの上を ころころ 転がりまた。笑いながら
おきあがると 言いました。
「ぼくたちの方が 速く走れるでしょ、ウルフじいさん!」
ウルフじいさんが 答えます。
「お前たちは もうおとなだと 思っているだろうが、わしは
お前たちよりも 長く生きてきたし知恵もある。さあ 歩こう。
 いろいろ 教えてやろう。」

  少し走ると、 ウルフじいさんが立ち止まるように 言いました。
チビッコたちは  じいさんの そばに 立ち尽くしました。
「見てごらん。」
「どこ? ウルフじいさん、どこなの?」
「どこもかしこもだ。」
ウルフじいさんが やさしく 言いました。
  2匹は まわりを見渡し、いろいろなものを 見ました。
木々や鳥たち、そして風にそよぐ草たち。

  
  「見て、見て!  黄色いちょうちょが いるよ! それから
あそこ――あの葉っぱは ひらひらしていて、オオカミが
自分の尾っぽを 追いかけている みたいだよ。」
ウルフじいさんはうなずきました。
「分かったかい、子供たち。この世界は見るものでいっぱいだ。
だから 目を見開いてしっかり見るんだ。
それが オオカミというものなんじゃ。」

  「 オオカミは、ものを良く見るもの。」
  

by at 11:24
   

最近の記事
Qlep新着記事