本が好き!プロジェクトで初めて献本していただいた書籍。
ブログ炎上 〜Web2.0時代のリスクとチャンス / 伊地知晋一
第一章:炎上とは何か?
第二章:事例で見る炎上の種類
第三章:炎上の論理
第四章:炎上対談
第五章:炎上が表す世論
事例を細かく説明してくれているが、タレントのブログや、ライブドア社長ブログをはじめ、どれも有名なブログの有名な炎上だった事例なので、ご存知の方も多いと思う。あの炎上は何故、いかにして起きたのかを知りたい方には参考になるでしょう。後半の対談などに出演するビッグネーム達は、さすがに「それなり」のものを見てきている方々なので、炎上に対する見方も深みがあって、シュールな感じにまとまっている。
本書の中に書かれていることは、非常に単純なことで、どうすると炎上し、炎上したときにどう対応すべきかということである。炎上には3つの種類があって、「批判集中型」「議論白熱型」「荒らし」というわけで、発端はこのいずれかが出発点となり起きるが、時間経過とともにそれぞれがミックスされていき、誰しもが知る「炎上」という現象になるということ。
読み取るべき炎上のメカニズムは、ブログのマナーを理解しているかということと、人付き合いにおけるコミュニケーションとは何かを理解しているかどうかということであろう。炎上にはきっかけがあり、きっかけを作っているのは自分自身ということを理解すれば、対応の仕方は見えてくるということ。
本書を読んで覚えておくべき言葉としては、
「クレーマーをロイヤルカスタマーに変える」と「スルー力」。前者はビジネスの危機管理向上に、後者は対人関係の下手な人に目立つ、いちいち反応する不要なコミュニケーションを排除する力。自分を大きく見せたい思いが必要以上に過剰反応に表れる人が学ぶべき。
今後、団塊ブロガーが大量発生するという話を多く耳にするが、例えば年下からの批判に慣れていなかったり、ネットの初心者だったり、人付き合いで打たれ弱い人。さらにはブログに限らず、リアル社会でもコミュニケーションの苦手な方々におススメする本。

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