ほくろが皮膚癌かどうか見分ける方法として、病理検査があります。病理検査とは、切除したほくろを薄く切って染色して、専門医が顕微鏡を使って検査することです。最終的にこの検査をすることによって、良性か悪性かが判明します。自分のほくろに異常が起こったり、大きめのほくろがあるのなら、きちんと検査を受けたほうがいいでしょう。ほくろ除去は、美容整形をする事とは違いますし、美しくなる事のためだけにするわけではありません。コンプレックスを取り除くだけではなく、ほくろに潜んでいる病気を発見し、病気を取り除くという事にもなるのです。
ほくろの癌、悪性のほくろが発生する箇所は、足の裏が一番危険とされています。では、そのほかの部分には悪性のほくろ、メラノーマなどはほとんど発生しないのでしょうか。悪性のほくろが発生する部分の比率については、足の裏が一番多く、次いで胴体、顔、腕、手、足と続いていきます。やはり足の裏に出来るほくろが悪性になる・悪性だったというケースが多いようです。 ほくろには良性腫瘍と悪性腫瘍があります。メラノサイト(色素細胞)の良性腫瘍がほくろであり、悪性腫瘍が、がんになります。ほくろのがんは、ほくろ細胞が悪性化したものであり、医者の間でも、ほくろからがんに変化していくことはなく、がんは最初からがんという考えと、ほくろの一部のものはがん化する可能性もあるという考えがあります。一部のほくろはがん化する可能性があると考えている医者たちの間でも、通常、良性のほくろが悪性に変化する可能性はとても低いと考えられています。ただし、新しくほくろが出来た場合や、すでにあるほくろが急激に大きくなったり、縁が不規則な形になる、色が濃くなる、出血する、痛むなどの変化をみせた場合は、悪性のほくろであるおそれがあります。