2008-08-12 (火)
トトロとまっ黒クロスケ 子育て /子育て
先月の話になるが、友人とジブリの森美術館に行ってきた。
お子はトトロなどジブリ作品を見たことがなかったが、前日に「明日はトトロ見に行こうね。」と説明すると「「トトロ!トトロ!」となんだかルンルンに言っていた。
ジブリ美術館はポニョ効果なのか、平日にもかかわらず結構混んでいた。修学旅行生、中国人、インド人と多種多様の人たちがいて、ジブリ作品の広さがうかがえる。
館内は、細くて狭い螺旋階段がホール中央にあったり、ステンドグラスがジブリ作品のワンシーンでできていたり、魔女の宅急便が電気のシェードの模様に隠れていたり。
展示内容もさることながら、そういった館内の細かい作りが面白かった。ディズニーホテル的な感覚だろうか。ジブリ作品に共通する、大人が子供心を思い出すという趣旨が美術館にも見られた。
娘はネコバスの遊具をとても気に入り、いつも私の手を引いてじゃないと、公園の滑り台などでも遊べなかったのに、一人で中に入りネコバスに抱きついていた。アニメーションの仕組みの展示にも興味を示し、喜んで見ていた。母子ともにジブリ美術館を満喫できた。
その週にちょうどテレビでとなりのトトロをやっていたので、録画してお子に見せると大喜び。といっても、最初の「さんぽ」の歌をエンドレスにリクエストされ、全然ストーリーに入れず。♪歩こう〜 歩こう〜 私は元気〜 と延々と聞き、歌い踊っている。
で、日を追うごとに、だんだんとストーリーも楽しむようになり、でもたいてい妹のメイがトトロと出会うところあたりで「歩こう見る〜!!」と言われ、巻き戻すことになる。
そんな妨害にあいつつも久しぶりにトトロをじっくりと見た。というか繰り返し何度も見させられた。
トトロは20年も前に公開されたが、ナウシカやラピュタ同様、時が経っても尚素晴らしい作品だと思う。
トトロを学生の頃に見た時は今ほど感動した覚えがない。「やっぱりラピュタが最高だ。」とか「メイはみんなを大騒ぎにさせてなんて困った奴だ。これだから子供は嫌だ。」などの感想を持った記憶がある。
だが、今回見てこんなにもノスタルジックな気持ちに駆られ、登場人物のそれぞれの気持ちがわかり、いちいち涙ぐんでいる自分に驚いた。
サツキ達の家の周りの田園風景やのどかな空気。澄んでいる小川や風にゆれる木。こんな田舎に住んだこともないのになんだかとても懐かしく、穏やかな気分になる。
そしてドングリを見つけるだけで、とても嬉しそうにキラキラとした表情をする姉妹に、小さかった頃ドングリを集めて喜んでいた自分を思い出す。
姉のサツキはしっかりしてて、妹の面倒もきちんと見て、母が入院して心細いはずなのに気丈に振舞っている姿がなんとも健気で涙ぐましい。
そして妹のメイは好奇心旺盛で年相応にわがままなところもあるが、母に自分のもいだトウモロコシを食べてもらって元気づけたい、お姉ちゃんの不安な心を消し去りたいと、一人で病院まで行こうとする勇気がまた涙が出る。
隣に住むカンタという男の子が、照れくさくてわざと憎まれ口をたたくところもなんだか懐かしい気持ちにさせる。そしてサツキと一緒に懸命にメイを探す姿がかっこいい。
メイが迷子になり、サツキが息を切らし足を痛めても尚走り続け、必死に探し続ける場面は本当に胸が痛み、「お願い!トトロ!助けて!」という気持ちに私までなった。
この年になってこんなにも感情移入し、すっかりトトロの世界に魅了され癒されるとは思わなかった。さらには、やっぱり子育ては自然がある場所がいいのかなぁと、思ったりもしてしまいました。さすが宮崎駿である。
ちなみにサツキの声は「タッチ」の南ちゃん。メイの声は「キャッツアイ」の三女・愛。そしてお父さんは糸井重里。本来この役はイッセー尾形のところにオファーがあったらしいが、糸井の方が適任ではとイッセーサイドが薦めたらしい。私としては、お父さんがなんか違和感というか、声優っぽくないというか、サツキみたいに上手くないというか・・・・。
お子もすっかりトトロの世界に魅了されたようだ。家の中で「ほら、どんぐり」と言って、何もないのに拾うまねをし渡してくる。部屋の中でどんぐり集めにいそしんでおります。
そして「ほら、まっくろくろすけいるよ!」とクーラーの上の方を指差し言ってみたり。さらには「あっ!トトロ行っちゃったよ」と窓のほうを指差したり。
正直、薄気味悪いです(笑)
子供には見えるらしいので!?見えているのでしょうかね・・・・。
真っ黒くろすけ、捕まえたらしい・・・・
by つかじ at 23:56 │comment (2)










