いよいよ来た月末・・・
僕はデスクに向かっていた。横にいる課長の目線が妙に痛かった。
「へへへ お前らタダで返すと思ったら大間違いだぞ!」
課長は6月の猛暑にヤラレテ、気がふれていた。
営業会社なのだから数字設定があるのがあたりまえだ。
しかし ここ窓際族の通称「ライクアドッグ」に関して期待したって無駄なことは
一目瞭然だった。
課長は馬鹿みたいにコーラでモヤモヤをふっとばすとかなんとか言ってゲップしていた。
僕には耐えられなかった。こんなの平等じゃないじゃないか?
世間は土曜日・・ バーゲンやら アベックやら 卑猥な行為とか・・
「隣のお肉やさんが言ったんだ・・ お肉はお肉でも私の贅肉よってね・・」
HAHAHAHA 課長があまりの重圧に逝ってしまった。
僕は必死に電話を回した。お客さん、友達、親、天気予報、テレクラ・・・・
電話の繋がるところはどこもでもだ!
ようやく終わった・・ 課長は死亡した・・
他の会社はどんな感じなのだろう?
いや・・・
この野蛮な社会に逃げ場所などあるわけない
僕は久しぶりにタバコに火をつけた