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少しずつあたたかくなってきましたね。待ちに待った春がすぐそこまで来ています。手づくり石けん「桜椿」の椿の産地である鹿児島には、一足早く春が訪れている頃でしょうか。


「桜椿」製造のすべてを鹿児島で行っており、出来上がるまでには、とても長い時間と手間ひまがかかっています。

椿油の原料である椿の種の収穫をし、選別・乾燥させた後、その種を圧搾して椿油を作り、椿油を贅沢にも80枚もの和紙でろ過をします。こうして出来上がった椿油を、今度は石けんにしていきます。

「手づくり石けん桜椿」は名前のとおり、石けん工場でも職人さんが、ひとつひとつ心を込めて手づくりしています。温度管理に気を配りながら原料を混ぜ、一定に温度管理をしながら固めます。一次乾燥後、まだ固まり切らない状態で、型を抜き、桜椿の刻印を手押しして、そこから更に1ヶ月以上かけて自然乾燥で固めていき、しっかりと固まって、ようやく完成します。



出来上がった石けんは、100%天然成分なので、作りたてのフレッシュな状態でお届けするために真空パックをして、みなさまのもとへお届けしています。


「桜椿」の職人さんはみんな鹿児島の方で、あたたかい人柄の方が多いです。そして、まさに職人というような気質の方もいらっしゃいます。


今回は、「桜椿」を作るにあたり、お会いさせていただいた職人さんのお話しをいたします。


とても印象的だったのは、椿油を作る職人さんです。椿油の製造場所は、自然に囲まれている工場で、気づかずに通り過ぎてしまうような場所にありました。まさかこんなところにあるなんて!と驚くような場所です。

そこでご夫婦をはじめご家族のみなさんで、椿油を作っていらっしゃいます。椿の種子を引いて、油にするという作業を、ずっと何十年も行っていらっしゃいます。

私は職人さんの命である“手”を見せていただきました。まさに職人というべき重厚歴史が感じられる手でした。これがこの方の「生きた証」なのだなと強く感じました。


口数が少なくあまり喋らない、飾りっけのない方でしたが、「私はこんなに素晴らしいモノ作りをしているんだ」という、強い想いを感じさせていただいた職人さんです。


椿油をろ過するために使う和紙の職人さんにもお会いしました。

この和紙は、 蒲生和紙といい、1400年続く伝統工芸品です。蒲生和紙の最後の伝統職人であり、この方が跡継ぎを見つけなければ幕を閉じてしまうというような貴重な方です。原料は木なので、化学的な成分はもちろん使用していません。冷たい水に溶かして、紙を漉く作業はとても大変な作業です。体を張って和紙を作っていらっしゃいました。手漉き和紙ならではの、ぬくもりのある風合いの和紙が出来上がります。この和紙は、普通の紙と違い、目が詰まったしっかりした紙になっており、何重にも重ねられ、使用されます。この細かい目を通して椿油を精製ろ過すると、濁りのない、黄金の純生椿油が出来上がるのです。


「桜椿」はすべての製造工程にこだわった、手づくりでぜいたくな代物です。これだけ、いろいろな職人さんの労力と思いが詰まった石けんですので、もちろん外装にもこだわりました。今の時代に逆行しているかもしれませんが、妥協のない良い製品作りを心がけたいという思いが詰まった手づくりの代物です。


今後は、鹿児島の椿油を使った「桜椿」シリーズとして、飲む椿油化粧用オイルなどを順次販売していきたいと考えております。鹿児島を代表する製品になれるよう、これからも良い製品作りを目指して頑張ってまいります。

by 日本ウエルネス at 15:18 |comment (0)TrackBack (0)

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