住宅改修の依頼を受けて、私が一番最初にすべきことは、聞き取り調査です。
どのような理由で、どのようにしたくて、予算はどの位等。
これは、どの職種にもあてはまることですね。
お医者さんでも、患者さんから聞き取り、病名を決めますよね。
そのなかで、家族全員が揃って聞き取ることはまずありません。
多くてご夫婦二人。 家族全員の空き時間が揃うことがないんです。
その時も、ご夫婦のどちらかがお話される場合が多く、もう一方は黙っていらっしゃる場合が多いです。
それが、問題。
黙っていらっしゃるから、同意していると受け取ると、後で大問題なのです。
日を改めて、本当にそれで良いのか確認を取ることが必要です。
家族なのに遠慮している場合もあるし、私の前で、夫婦の意見の相違はみっともないと考えてか、自分の意見を出されない場合があります。
黙っている方の意見を聞き出せなかった場合、工事完了後にクレームを言われるのは、黙っていた方の方が圧倒的に多くて、トラブルの元です。
なんてったって、自分の思い通りになっていない(思いがつたわっていない)わけですから。
で、聞き出していくと、ご夫婦、家族の考えがバラバラの場合が多いです。
「事前に家族で話し合って、意見を一つに絞り込んでおいてくれたなら、話は早いのに〜。」
と、思うこと多々。
だけれど、それをコーディネートするのも私の仕事かと。
それぞれのお仕事の休暇の日に、私が足を運んで聞き取り、それをそれぞれの方に伝えながら、方向性を同じにしていく。
時には、職場にお邪魔することも。
まるで、伝言役のようです。
もう一つ、注意をしなければならないのは、キーマン(Key man)がご主人の場合。
特に私は女性でありながら、飾りっ気がないためか、初対面の男性とも、長年のお付き合いのように話が出来てしまいます。
後々、奥方の反感(やっかみ)を頂きかねないのです。
だから必ず重要な決定時は、ご夫婦、もしくは奥様とお話をしなければなりません。
ご主人一人と、私が話を決めてしまうと、大変なことになるのです。←オクサマに嫌われます。
住宅改修を検討中の方へ
依頼時には、依頼内容と趣旨を箇条書きに書き出してみてください。
それを家族全員で見て、納得できるものか考えてみてください。
それを依頼票として、工務店などに相談してください。
そうすれば、時間と労力は、随分と短縮できますよ。
・・・・・と、私のお客さんにも言っているけど、やってもらえてません。
なぜなら、家族間の愚痴聞きも兼ねてますから。