6月24日(火) 〜新潟市〜
そう。小樽行きフェリーに乗るはずが
新潟だ Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネーン
どうにも移動費を2日連続で浪費してしまい、どうしようかと考えたのだが。
ここはやっぱり、1日延期してでも手堅く行こうと決めた。
なぜなら北海道、毎回、初日から死にかける事が多いから(泣)。
大好きな小樽は、意外と路上ウケはいいが、深夜に過ごす手立てがない。宿も、いきなりじゃ予約はきつい。本当はあるんだけど、移動が大変。
札幌はといえば、深夜のみならず24時間でネットカフェでもなんでも充実してるけれど、今度は収入が伸び悩む。
なので、もう1日だけ、新潟・古町で頑張る事に決めた。
そして結果は出す男! 手塚幸、2日前の手持ちにカミンバ〜ック!!
6月25日(水) 〜新潟市 → 北海道・小樽市〜
さあ。準備は整ったよ。
マイミク(さりげなく新潟マネージャー)の、くりちゃん改めトモちゃんが、出勤前に車で港まで送ってくれました。サンキュ〜!
ただ、後悔がひとつ。
ボーッとしてて、フェリー定番の『カップ焼きそば』を購入しなかった事。
しかも売店に煙草もなく、後半戦は禁煙モードを余儀なくされた。旅唄い失格じゃん。
今回のフェリーでは旅人も少なく、船旅で初めて、誰とも会話をしなかった。
ギターケースなんか持ってると、たいてい誰かが話しかけてくるのに。かと言って、寂しい訳でもないんだけど。
定番といえば定番のお風呂1番乗りは、やりました〜。
トラック野郎より早いからな、俺。
10時半出航で、着は翌日4時半(!!)。
なので、まずは風呂上りのビールを飲んだら、ひたすら寝た。
そういや、同室の人達も、寝てばっかりだったな。
6月26日(木) 〜北海道・小樽市 → 札幌市〜
フェリーゆうかりは、定刻に小樽勝納埠頭へ到着。
うん。また来たんだな、小樽に。。
しかし、この船が10時半に新潟行きとなる手前まで、バスは動かない。
よって、それまではかなり暇。しかも煙草がない。売ってない。近所にあったはずのローソンも消えてる(な○卯になってる)。
う〜ん。。。
これは。。。
「すみませ〜ん。荷物、見ててもらって良いですか〜?」
同じく時間つぶしの方に荷物を見てもらい、早朝の小樽散策&コンビニ探し。
おばちゃん、ありがとね〜。
テクテクと、8ヶ月ぶりの小樽を迷いもせず突き進む旅唄い。
それにしても、天気は良さそうだ。
途中、長距離のドライバーに
「合同庁舎って、どっちですかねえ!?」
と、大声で尋ねられ
「運河沿いに真っ直ぐ行って、小樽駅に上がる道を逆方向です〜! ホテルノルドが左に見えるんで、そこを右です〜!」
と、なんで知ってんだか大声で答える旅唄い。
自○隊ツナギだったから、地元人か港湾関係者と思われたんだろうな(笑)。
往復40分で煙草を買って戻る。
んで、荷物を見てくれてたおばちゃんへのお礼にコーヒー牛乳を渡す、かなり良い感じの旅唄い。
・・・って、おばちゃんが良い感じなんだよ!
やと煙草も吸えて、人もチラホラ動き出した9時過ぎ、バスが来たので小樽駅まで移動。
それから間髪入れずに札幌へ移動。夜は小樽で唄うつもりだが、小樽より札幌が時間も潰しやすい。
札幌駅では、間近に迫った洞爺湖サミットのため、すでに警備が開始されていた。
サクサクと、最短ルートでネットカフェなんかに入る旅唄いに、旅情はない。
せっかく大観光地・札幌に来たというのに、このザマはなんだろう。ある意味、すっげえ贅沢だ(笑)。
あちこちに報告&連絡を済ませ、そして夕方、ついに小樽へ!!
学生がやけに目に付く駅前を軽く通り過ぎ、都通りアーケードを歩いた。
18時前のサンモールのベンチに腰掛けて、感慨深く通りを眺める。
小樽は相変わらず、観光客と御近所さんが交じり合って出来上がってる町だ。
去年の秋に改築を知った駅前のサンビルは、すっかり工事が始まっているけれど。
大好きだったイタリアンの店は、あっという間になくなったけど。
それでも小樽は、俺の知ってる小樽のままだ。
18時丁度、いつも唄う花園銀座を抜けて、まずは今回1発目の挨拶場所へ。
暖簾をくぐると、居酒屋の大将はやっぱり驚いたけれど、すぐに「お帰り!」と言ってくれた。
片口から冷や酒を注ぎ、ぐい呑みを空けると、もうすっかり時間が戻る。
昨年からの報告と近況とつまらないバカ話に、笑顔以外は浮かばない。
あっという間に20時になったので、もう1度は顔を出すと約束して、店を出る。
タコ刺が美味しかったので天ぷらも揚げてもらって、3品のお通しにビールと酒が2合で、どうして1500円なんだ。
居酒屋『けやぐ』さん、ありがとう。
もう路上時間に入ってもいいのだが、やっぱりもう1件、挨拶に行きたい。
5号線へ曲がり、花園十字街(北海道では交差点を十字街と呼ぶ事が多い)を向こうに渡れば歴史的建造物の『無尽ビル』。
馴染んだエレベーターで2階へ上がり、重い木製の引き戸を開けると、変わらない光景。
バー『こもる』でも、やっぱり「お帰りなさい」なんだ。
前回に会話もしてたカウンターのお客さんが、あちこちに電話を掛けて、いないはずのスタッフまで呼び出してくれた。
楽しくて嬉しくて、バカ笑いばっかりで、ずっと飲んでいたかったけれど、せっかくの初日なので、すっかりいい時間になってたのに唄いに出た。
だいぶ、酔ってる。
でも良い。今夜は稼ぎなんて無視だ。初日だもん。
こんなだから北海道の初日は死に掛けるんだ、と思って笑った。
ひっそりとしたガード下でギターを出して、夜風にあたりながら唄っていると、おっちゃんが小銭を入れてくれた。おそらく自分が買って帰る途中だったはずの缶ビールまでくれたおっちゃんに、お礼を言う。
俺は、やっぱり笑顔だ。
すると、ほとんど間を空けずに近づいてきたダンディー。
流暢な日本語だけど、どう見ても外国の方。
ライブハウス『BENNY』のオーナーらしい。
店で唄ってくれないか、と誘われたので迷わず行く。
すっかり酔っ払いの演奏にも拘わらず、笑顔で聴いてくれたカウンターの女性達と、マスター。
マスター『J』は、オーナーの息子さんとの事。陽に焼けたスキンヘッドが、逞しい。
どうやらまた、小樽で顔を出せる店が増えた。
おごってもらったのに、更にBENNYさんから千円札を2枚もらって、今夜は終わりだ。
外に出たら、明るかった。眩しくもないのに、真っ白な朝だった。
始発まで、まずはサンモールのベンチで酔い覚ましでもしよう。
6月26日収入 ¥3,100(花園)