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プロフィール
ハンドルネーム
手塚幸
自己紹介
広島を本拠地に、日本中を唄い歩く
『旅唄い』手塚幸(てづかみゆき)です。
飲み屋路上で唄い始めて13年。
旅を始めて8年。
これまでの旅の軌跡です。

北海道/小樽・札幌・余市・八雲・函館・苫小牧・千歳・室蘭
青森県/弘前
宮城県/仙台
秋田県/秋田
山形県/酒田・鶴岡
新潟県/新発田・柏崎・新潟
富山県/富山・高岡
石川県/金沢・白山
東京都/福生・拝島・町田・立川
神奈川県/横浜・茅ヶ崎・小田原・相模大野・藤沢・秦野
静岡県/熱海・富士・清水・沼津・袋井・掛川・静岡・焼津・浜松
岐阜県/岐阜・美濃白川・高山
福井県/福井・敦賀 
滋賀県/大津  
愛知県/豊橋・岡崎・名古屋
三重県/四日市・津・鈴鹿 ・伊勢
奈良県/奈良
和歌山県/和歌山
京都府/京都・舞鶴
大阪府/大阪・茨木・高槻
兵庫県/尼崎・伊丹・神戸・加古川・姫路・明石・豊岡
岡山県/岡山・倉敷  
広島県/広島・東広島・呉・尾道・三原・福山・三次・旧大和町
鳥取県/鳥取・米子・境港・倉吉
島根県/出雲・松江・益田・旧瑞穂町・三刀屋
山口県/岩国・下関・萩・長門 ・宇部・防府 
愛媛県/松山   
香川県/高松   
福岡県/福岡・北九州・久留米  
佐賀県/佐賀
長崎県/長崎・佐世保・諫早・島原・大村
熊本県/熊本・八代
大分県/大分・別府
宮崎県/宮崎
鹿児島県/鹿児島

自称『行動半径日本一のホームレス』
レパートリーは、尾崎豊・長渕剛・吉田拓郎と古い硬派路線だが、最近は何故か、マナカナさんがお気に入りらしい。 
職業
旅唄い
血液型
A
性別
男性
住所
広島県 
2008年8月
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2008-08-10 (日)
第12回広島青空音楽会終了          日記 /日常雑記

8月5日(火) 〜広島市〜

広島に戻って、4ヶ月ぶりの流川三越前で唄った。

途中、広島滞在1年の楓が顔を出した。これも4ヶ月ぶり。

 

苦情は最近ないというが、しばらく2人で唄ってると、深夜12時を前に苦情。

広島・・・・・・・・・・変わってないじゃん。

 

それでも割りと優しい警官だったので、演奏中止を約束に、しばらくその場に待機させてもらった。

なぜなら、広島の知人に対して、今夜はここで唄うと宣言しているので。

せっかく来たのにいない、となると申し訳ない。

 

しばらくはコンビニの兄ちゃんに挨拶したり、楓と話していた。

すると。

 

また警官が。

ギターは仕舞ったまま。

俺たちは対面のコンビニ前で駄弁ってるだけ。

 

・・・・・・・・・変わってねえじゃん!!

 

『いやいや、唄ってないとは思ってました』

と、警官も信用してくれた。

 

 

けど、もうやる気ゼロ。

このパターンは、一晩中、追い回されるだけ。

 

楓の彼女さんが誕生日という事なので、飲みに行く。

朝方まで飲んで、楓の(いや、彼女さんの?)部屋に泊めてもらう。

収入は、ゼロ。

 

 

8月6日(水) 〜広島市〜

本日は、広島青空音楽会

毎年広島在住の人間をメインに、日本中から有志が集まる小さな屋外ライブイベント。

今年で12回。ある意味、一周りした。

俺も個人的には10回近く参加しているので、8時15分の原爆投下時間には、珍しくオリジナル予定を決行。

比治山のふもとにある山陽文徳殿にて黙祷・・・

あれ? 今年サイレンが小さい?

てか、お寺の鐘の音しか聞こえないような。。。

 

ま、とにかく黙祷して、山を上がる。スーツケース引いて・・・。

 

暑いので、度々休憩しながら上る比治山。

そのせいでスタートには遅れた。

すでに何人目かの演奏。

なのに焦ってないのは、歳の順に演奏するから。

俺、38歳だも〜ん(笑)。

 

今年は東京から凱旋しているカワムラ、そして活動の場を横浜に移して数年のぐっちがイベント企画したらしく、東京・名古屋勢が多数参加。

その中に、俺の大好きなバカ『旅流草一郎』と、神奈川の大矢修司さんもいる。

不思議な事に、嬉しさはあるが違和感はない。

 

たくさんの演奏が続き、今年で参加6回目になる神戸のLyouも唄う。

ここ数年トップバッターになる事の多かった彼も、今日は18歳が参加しているので後に回った。嬉しいらしい(笑)。

 

俺は最近お気に入りの、川村かおりの『見つめていたい』を演奏。

『愛がなきゃダメさ 夢がなきゃダメさ 声にできるほど 強く思うんだ だけども 愛だけじゃダメさ 夢だけじゃダメさ・・・』

 

その後、初回から常連の『永沢竜二』が唄い、そして『風呂哲州』と不動の流れが続く。

風呂さんは

『ピンピンシャンシャントンコロリ〜♪』

と、また愉快で意味不明な歌を披露。

風呂哲州、やはり恐るべき男。

 

午後からは、場所を移して『なおらいライブ』。

『なおらい(直会)』とは、神社の神事が終わった後のねぎらいの集まりを意味するという。

ひげGはステージオープニングM.C.で全く見当はずれの説明をして、相方のyumisanに叱責を受けていた。

ひげG、さすが考えなき男 (笑) 

 

18時過ぎから始まったライブも、すべてが終わると、すでに22時を回った。

マズイな。今夜はもうひとつ、東京勢のライブにも顔を出すのに。

間に合うだろうか。

しかしLyouがカワムラに電話すると、向こうも時間が押しているらしく、まだライブ中との事。

迷いながらも、スワロウ・テイルへ。

 

昼以来の再会で、俺は迷わず旅流草一郎の元へグラスを掲げに行った。

草一郎は嬉しい奴で俺に会うと必ず、とびきり嬉しそうな顔をする。俺もそれが嬉しくて、何度もふざけ合う。

さあ、今夜は心行くまで唄って、そして飲もう。

 

8月6日、63年前に原爆が投下され、それでも焼け野原を大きな都市に変えた、歴史に名も残さぬ人々の願いは、こうして人々が愛し合い、笑い合い、唄い、平和を体現する事だったのじゃないかと。思う。

俺達は、その平和と温かさの礎に、忘れてはいけない悲劇があった事実を心に刻む。

 

 

汗だくで鍋焼きラーメンを食い、皆と別れた。

名残は尽きなかったが、また、会えればいい。

 

 

 

ありがとう。8月6日に集った友よ。

ありがとう。8月6日を乗り越えた人々。

ありがとう。8月6日を忘れぬ人々。

 

 

 

 

俺とLyouは、Lyouお気に入りのネットカフェへ向かった。

広島で収入ゼロの俺は、申し訳ないがLyouに立て替えてもらった。

明日、新潟のマネージャーから入金してもらおう。

北海道行きの予算から(泣)。



by 手塚幸 at 14:45 │comment (2)
   

2008-08-04 (月)
雑記 そして広島へ

ここんとこは、詳しい旅日記を書いてませんねえ。

すみません。時間がとりにくくて。。。

 

 

現在、旅唄いは広島へ移動中。

もちろん、8月6日のため。

 

8月5日の夜から滞在して、6日を除く1週間ほどを流川の三越前路上で唄い、再びツアー後半戦の予定。

ああ。今頃マナカナさん達は島根ロケかもしれないのに・・・近いのに・・・。

 

負けずに頑張ります!

 

 

 

 

大きな決断の度に、歌は僕に何を示してくれただろう。

まだ終わりの見えない旅の途上で、今もまだ、声は空を目指す。

流星の様に降る日差しの粒を、雨の矢を、浴び放題に浴びて尚、色褪せない心がある。

 

2008年晩夏 旅唄い・手塚幸

 

 

 

で、やっぱり頑張れ茉奈佳奈さん。

by 手塚幸 at 05:08 │comment (0)
   

2008-07-31 (木)
ピックの色

さあ。

後、2ヶ月だね。

 

何がって?

 

NHK朝の連続テレビ小説

『だんだん』の放映まで。

 

いっやあ。やっぱ、たまには愛する茉奈佳奈さんの話をしなきゃ、手塚幸じゃないな(そうなのか)。

 

 

佳奈さんは、京都の祇園で舞妓修行に励む『一条のぞみ』役。

夢花という源氏名で、この猛暑列島で炎天下ロケ敢行中なんですよ。

舞妓さんって事は、着物に日本髪っていう姿で、汗だくで撮影してるって事で・・・

ううっ 頑張ってください、佳奈さん。

 

一方、茉奈さんは島根県は松江市の駅前でストリートミュージシャンやってる『田島めぐみ』 

22歳だけど、高校生役! (笑・そりゃ、佳奈さんも一緒だって)

 

そこでだ。

 

実は手塚幸が気になってるのは

 

何色のピックを使ってるんだろうね、という事。

 

何で気になるかって?

 

 

だって

 

 

ドラマのお守りに送ったんだもん

 

 

ファンクラブ宛に (爆)

 

 

 

 

さあ。

どうなんでしょね、茉奈さん ( ´,_ゝ`)

 

本番の放映を、楽しみにしてます。

by 手塚幸 at 17:18 │comment (2)
   

2008-07-29 (火)
駆け足の富山 そして広島青空音楽会          日記 /日常雑記

今回は特に日付もなく、 路上風景でもスケッチしよう。

写真は、わざわざ休み返上で、新潟から送ってくれたトモちゃんの撮影。

 
 

画像

 

 

やけにカポが高い位置なので、曲はおそらく『ささやかな渋滞』を演奏中と思われる。


 

以前も書いたはずだけど、富山は温かい。

いつも挨拶してくれる多国籍系パブの社長さんも優しいし、代行の運転手さんも優しいし、マッサージの姉さんも、その他業界人が、穏やかに演奏を許してくれてるんだな。


でも一番の温かな目といえば、一度も入ってない、背面の寿司屋さん。

かなり聴こえてるはずなんだけど、まったく何も文句は言われない。

素敵な場所、これからも末永くヨロシクです。

 

 

それから、ひと月ほど前から旅の道連れがいる。

名前を『ファビぞう』という。


画像

     ≪ファビぞう≫
 

新潟の鍋茶屋通りで唄ってる時に 若くないお姉さん (気を遣ったつもりが余計に失礼だな)が 『この子、連れてってあげて』 と、くださったもの。

 

元の名前は『ファビィ』。男の子だというので『ファビぞう』に改名した。

 

向かって左肩に掛けてる水色は、なんだかタオルのようで、元々縫い付けてあります。

ただし、ほっかむり、並びに肩に巻いてるターコイズ・ミッキーのストラップは路上でのもらい物。

今後、どんなアクセが増えていくか見ものです。

 

 

普通なら絶対に、こういったカワイイ系は使用しないのだが、知る人は知ってる四日市の盟友 [ひ] (ごめんね変な名前で。深読みせずに、そのまま「ひ」って読んで)が常々お供させている『ぴかすけ』に少なからず影響を受けたのだ。

[ひ] 並びに『ぴかすけ』が気になる方は

 

[ひ]暮庵 (ひぐらしあん)http://hp.kutikomi.net/higurashian/

へ、どうぞ。

 

 

 

 


チョイ悪


んで、順序が逆になるけど、こちらの写真が新潟県・新発田市での風景。

清酒『鬼ころし』 やっぱり飲んでますね(笑)。

ストロー刺してる紙パックのやつですよん。

 

そして背面は、桑名シオンの知り合いのお店なので、これまた安心。

 

 

 

さてさて、そんな感じで唄って飲んでる手塚幸ですが、明日から移動するぜ。

ついに8月6日。広島の原爆記念日に向けて南下!!

毎年恒例の『広島青空音楽会』参加のためです。

 

おそらく広島で1番、小さな音楽イベントだけど、俺は毎年これに参加するのだ。

参加すると決めた年から、何があろうと、前日にはどこにいようと駆けつける。

何故、そこまでするんだろう。

普段から反核や平和を唄ってるわけでもなく、自分でも、こだわる理由は見つからない。

でもきっと、理由は後から分かる。昔から言われてる事で、まったくその意味の重さと正確さを失わない言葉が、継続は力なりだ。

 

 

まずは、そのイベントが今回のツアーの折り返し地点。

1年ぶりの仲間。

久しぶりの仲間。

初めての仲間。

8月6日、広島で会おう。

by 手塚幸 at 04:38 │comment (0)
   

2008-07-17 (木)
古町の日々          日記 /日常雑記

7月3日(木) 〜小樽市 → 新潟県・新潟市〜

フェリーは、到着予定の朝6時より、15分早く入港した。

行きよりも波はあったが、たいした揺れでもなかった。

ついでに、帰りの船中でも、誰とも話はしなかった。楽で良かった。

 

今朝もまた、新潟マネージャーのトモちゃんが早起きして迎えに来てくれた。

本当に、ありがたい。彼女には感謝してる。

ターミナルで煙草を吹かしながら車を待っていたが、朝の日差しが眩しかったのと、送ってくれた時の車と違ったので、一瞬気が付かなかった。

会社の車らしい。しかも、わナンバー。こないだドアの辺りをこすって、こいつは代車らしい。なるほど。

 

色々と荷物がひしめく車中に更に俺の大荷物を詰め込み、とりあえず街中まで送ってもらう。

大荷物といっても、俺の荷物はスーツケース1個(富山のマコさんより)とギターだけだ。

これで日本中回って生活してるんだから、小さいといえば小さ過ぎる、俺の生活のすべて

 

昼までは、どう潰しようもない。

トモちゃんは遅めのフレックス出勤らしいので、その時間までは付き合ってもらう。

それも助かる。

朝マ○クで時間潰しにも限界はあるし、あまり動き回りたくない。

なんか最近、車で移動させてもらう事が多く、歩きの移動に弱くなってるなあ。

ダメだなあ。

でも、助かる(笑)。

ついでに、移動直後病で金欠なので、トモちゃんに色々と奢ってもらう。

ああ、助かる(サイテー)

 

さてさて。それでも1週間ぶりの新潟。

なんとなく懐かしい。

まったく、8ヶ月ぶりに北海道に行っても懐かしさはすぐ感じなかった癖に、1週間いなかっただけで懐かしくなるのは、いったいどういう事なんだか。

 

実はこれから、怒涛の新潟・古町の日々が続くのだが・・・

特筆すべき事だらけで、逆にネタがない(爆)。

大きな出来事のみ、ダイジェストにしよう。

 

〜ダイジェスト@〜

お気に入りの鍋茶屋通りでは、どうも目の前の店2件が愛想悪く、唄いにくい状況に。

最初は声掛けてくれたりもしたが、なんか次第に無愛想になった。

早めに唄ってると、苦情が出たよとお巡りさんが来たりする(お巡りさんは優しい。富山の如く)。

もしも店からだったら、こっちは自分の都合だけで唄ってるんだし、堂々と言ってくれても構わないのに、広島の件の様に、なかなか本人は言ってくれないもの。 

よって、少しずつ大通りのほうにスライドを試みていたのだが、

ある日、商店街の役員の方に止められてしまった!

どうやら、許可なしの演奏行為は認めていない との事。

よって、やむなく避けていた鍋茶屋通りに行って、23時近くなってから唄ってたら・・

会いたかった、バー『ソウズ』の社長に会えました〜!

 

同い年〜。

 

原田泰造似〜(笑)。

 

しかも、俺がすげえ感激してたのに、普通にニコニコして行ってしまった〜(爆)。

この、泰造め!

 

〜ダイジェストA〜

演奏場所のスライド後、ストップの掛かったお菓子屋さんのシャッター前だったが、翌日に

電話を掛けて社長さんにお会いすると、OKが出た!

 

なんと、社長さんはサックスプレイヤーで、ジャズをやってるというお話。

 

しかも年2回、新潟で開かれる街ぐるみのイベント『新潟ジャズストリート』で、今回も演奏するらしい。こりゃあ、顔を出さなければ!

許可も頂き、俄然やる気の出た当日だったが、生憎の雨模様。

負けてなるかと唄っていたら、俺の勢いに気おされたか、雨は止んだ。

そしてそこに、社長さんからシュークリームの差し入れ!

ご馳走様です。

 

そんな新潟・古町路上。

トモちゃんの友達(トモ友ね)が聴きにきてくれたり

工藤静香をダメにしたようないい歳の姉さんが

タダ酒をねだる男漁り 訪れたり(そのうち一喝したが)

ご近所さんも次第に俺を覚え始めてくれてたり、良い感じにやれてます。

ついに古町、第3の故郷決定か・・・って、俺の故郷は、いくつあるんだ(参照:広島県広島市、三重県津市、北海道小樽市etc・・・)。

 

さあ。7月17日現在。

今週も新潟で乗り切るぜ。

来週より、富山〜太平洋側へ移動開始だ。

今、最大の問題は、せっかく富山でマコさんに頂いた立派なスーツケースも、やはり積載量オーバーで車輪がヤバイ事。もう、すっかりいつもの事になっちまったな。

こりゃまた、キャリーオーバーか?

 

とにかくツアーも折り返し!

後半戦は、8月6日の広島からだ!

まだ行ってない地域の皆、待ってろ!

んで、切実に頼むから、オファーにはせめて、せめて滞在手段を願う!

(単純にギャラでもいいんだけど・・・なぜかみんな、失礼とか思うみたいで)

手塚幸の演奏は『プロの仕事』なんだぜ〜!!

ヨロシク!!

by 手塚幸 at 15:03 │comment (2)
   

2008-07-17 (木)
新潟へと・・          日記 /日常雑記

7月1日(火) 〜小樽市〜

体調が悪い。

実は日曜の夜に雨の中で1晩を越した朝、すでに気がついていたのだが。

 

ネットカフェを出て、日ごとに警備の増える札幌駅周辺で時間を潰した。

すぐに小樽へ移動するより、ここが過ごしやすい。

駅ビルのレストランフロアのソファーで、爆睡に近い感じで仮眠した。

なんで、こっちの方がネットカフェより熟睡できるんだろう。

トイレに向かう通路なので、衆人環視のもと、みっともなく大口を開けてガァガァいびきでも掻いてるはずなのに。しかも例のクールな寝言とか呟いてたら目も当てられないってのに。不思議だ。


一眠りしたら、だいぶ体が楽になった。 

とにもかくにも今夜を小樽で唄ったら、今回の北海道は終了にしようと決めた。

次回の9月、また沢山の再会をしよう。次回じゃなくても、きっと会おう。素敵な人たちに・・・。

 

バー『こもる』には、店長のゆうじ君がいた。今夜でラストにする事を告げ、キープしていた移動費から金を出し、軽く飲んだ。

今夜のノルマは、夕方から使った経費をプラマイ0にする事のみ。

 

居酒屋『けやぐ』さんにも、挨拶に行く。

ちょうど店を閉める直前で、今回はやけに早いなとか、もう9月までいれば? なんて御夫妻に言われて苦笑いしながらも、秋の再会を約束した。

果たせなかった約束が増える度に、もう2度と約束なんかしない事にしようと決めるのだが、どうしても俺はまた、約束してしまう。まるでそれが、旅の唯一の希望のように。

 

慌しい別れの後、ガード下に移動して唄った。

正面の寿司屋『中善』さんの大将にも、ひとまずサヨナラを言う。

この店こそ、次回には顔を出したい。

 

昨日までの冷え込みが、今夜は和らいでいる。

チラホラと消えていく明かりの下、俺は珍しく頬に涙を流した。あいつの声が聞きたいと、わがままにも思った。

ここは北海道なんだと、そう思う事が余計に苦しさを増すのが分かっていても、北の大地を感じる事をやめられなかった。

誰も通らない10分ほどの間、俺は変な声で唄い続けた。

サヨナラというのは、なんて純粋に胸を痛めるんだろう。

 

紙パックの清酒・鬼ころしをストローで飲み干して、午前へと変わった街の中で、まだまだ唄った。

思いもよらない曲が、次々に口をついて出る。

数年がかりの想いは、ここから始まった様なものだ。

初めて、後戻りできない気持ちで旅に出たのが北海道だった。

それから何度も何度も、誰かの優しさや寂しさに救われては、幾つも幾つも夜は過ぎていった。

幾つも幾つも、季節が巡った。

何度も何度も、人を落胆させては、その度に自分も落胆した。

なのに俺はまだ、歌をやめていない。

継続は力だと、人は言う。

その言葉の重みが、俺に覆いかぶさっている。

何かを背負って生きるほど、強さはない。

何かにすがって生きるほど、弱くありたくもない。

誰かと繋がって、誰かと分け合って、誰かと笑い合う。俺に残された生き方は、もうそれしかないんだ。だから、歌は譲れないし終わらない。

 

唄い終わった午前2時前。

サンモールアーケードのベンチに転がっていれば、朝が来る。

船はきっと、晴れやかな空の下、穏やかに出航するだろう。

その前に1分だけ、あの子に電話してみようか。

 

 

7月1日収入  ¥5,800(花園)

 

 

7月2日(水)  〜フェリー・らいらっくにて新潟へ〜

by 手塚幸 at 14:56 │comment (0)
   

2008-07-15 (火)
2年半ぶり          日記 /日常雑記

6月30日(月) 〜札幌〜

雨にやられながら、朝のネットカフェへ移動。

寝なきゃ、死ぬ〜。。

 

札駅近くのi-cafeさんは、 朝粥とお昼のおむすび無料! イェ〜イ!

そんな感じで炭水化物を補給し、夕方を待っていざ、琴似へ。。。

って、どう行くんだっけ。気づけば、初の琴似だ。

 

琴似はJRで2駅隣。

でもどうやら地下鉄の駅の方が近いらしい。

そういや、地下鉄も初だ。

え? 南北線で大通りで乗り換えて東西線なの? めんどくさい・・・

 

ちょいと早めに着いたので、聞いてたライブハウスの前で座り込み、堂々と弦を交換する手塚幸。

ふ・・・ホームレスだな、俺って。

 

鬼ころしを飲みながら手持ち57円(おい)で弦を換えてると「手塚さ〜ん」という声が。

あ、エリッサだ

なんか、相変わらず歳が分からない人。。。 

 

2年半ぶりの再会は、ちょっと余所余所しかった。

車で友達と同行されたようで、俺も早々に弦を張り終え、車に・・・

ん? 車に?

 

「実は〜、ライブハウス、時間の制限があるみたいなんですよ〜」

は? 時間?

 

腑に落ちないが、要はまた、唄えないらしい。ショック・・・。

 

ただ、場所を路上に移して、そこで唄おうという事になった。

「手塚さんのアンテナで、場所を選んでもらって〜」

アンテナ・・・初めての町で、それはちょっと・・・。

しかも、飲み屋街って、あんまり無さそう。不安だ。

 

しかし、エリッサ嬢があちこちに声をかけてくれたおかげで、次第に人が合流し始める。

これは、早くどこかで唄わなきゃ。

飲み屋街は諦め、周辺事情も考え、自分の中ではありえない大通りのバス停前で唄う事にした。

しかし、せっかくなので飲める人には酒を飲んでもらおうじゃないか!

ここは、手塚幸路上なんだから!

 

という訳で、買出しの間に色々と準備。

手塚はすでに、自前の鬼ころしが尽きかけてる。

エリッサは果たして、俺の分も買ってくるだろうか? 

ここで君の気遣いが試されるのだよ(偉そうだな)。

 

戻るまで始めない、と言ってたにもかかわらず、すでに唄ってる手塚。

だって、なんか間が持たなくてさ(笑)。

そしてら戻ってきました。そして

 

イェ〜イ! 松竹梅だ〜! 

 

ふ・・現金な奴め。エリッサに謝れ。

うん、謝る。心で(コラ)。

 

ようやく路上スタート!

すると、少年達が不思議そうに見てます。

だってね、バス停前で路上宴会だもん。無理ないか。

でも、多少は感心してくれて、拍手が起きた。俺の路上に拍手って珍しいんだけどな。

すると、帰り際の少年1人に声をかけ、ジュースを手渡すエリッサ嬢。

あんたは親戚のオバチャンか(笑)・・・しかも、1人だけって・・・。

 

そんな不思議なエリッサ嬢に負けず(勝ちもせず)、演奏は続く。

せっかくなので、昨年の神威岬で出来た曲 『神無』 を唄う。

更に、ギリギリ水無月に間に合ったので 『墓標』も。

 

途中、ちょいとシックなマダムが通りがかりに千円札を1枚、置いて行ってくれた。

すると、その光景に驚くエリッサと仲間達。

え〜、驚くところじゃないのに〜。。って言う俺が、路上に慣れ過ぎなんだな。

やっぱり、それが世の中の普通。

唄ってて、お金もらってるんだもんね。しかも、通りすがりだけで。

 

その後、色々と話をしながら演奏は続いたが、実はこの数日、札幌は夜に冷え込むのだ。皆も、ちょっと寒そう。

そうだ。北海道の人は別に、寒さに強いわけじゃない。

寒い中で暖かく過ごす術を知ってるだけだ。

なので、居酒屋移動〜(手塚希望)。

 

皆があまり飲まない(飲めない)中、堂々と熱燗なんか頼む旅唄い。

しかも、じっとエリッサのお酌を待つ旅唄い(オヤジか)。

ホワホワと、良い時間を過ごせました。

 

エリッサ、そしてお友達の皆さん。ありがとうございました!

次回こそ、ちゃんとライブハウスで唄いたいね。

 

そんなこんなで奢ってもらい、また駅前ネットカフェに送ってもらった手塚。

気がつけば、7月になった。

よし! 明日は小樽で唄おう!

 

 

6月30日収入  ¥2、165(琴似)

by 手塚幸 at 17:53 │comment (1)
   

2008-07-15 (火)
札幌編          日記 /日常雑記

6月28日(土) 〜札幌市〜

本日は、札幌のマイミク・・というか知り合いのオフ会で唄わせてもらうセッティング。

知り合いというのは、俺の小樽での初の知人であるエリッサ嬢だ。

出会った2000年当時、彼女は小樽の観光サイトを作っていて、ガード下で唄ってる俺に突撃取材を仕掛けてきた。話すのは好きなので、訊かれてもないのに色々と勝手にしゃべってたっけ(笑)。まあ、それから彼女がお店を出したりで、ちょくちょくお世話になっている。今はバルーンアーティストと女優とライフデザインと・・・とにかく多種にわたり興味を持たれる方で、ひと言では表せない。

あえてひと言で言うなら

 

苺好きだ (´、ゝ`) ナンダソリャ

 

そんな訳で朝から札幌に移動したのだが、大きな行き違いがあった。

実は、オフ会場所でのライブは、すでに他が入ってるらしい。

数日ぶりにPCを覘いて気づいたので、俺が悪い。

で、後日という事にしたのだが、せっかくなので今夜はすすきので唄う事にした。

 

相変わらず好天に恵まれ、大通公園は暑いほど。

ビールが美味しいなあ(当然、飲みますよ)。

のんびりと夜を待ち、昨年も世話になった通りへ。

 

すすきの交番の裏手へ3本ほど入ったビルの前で唄い始めると、数分後、対面のビルから人影が。

あ、去年お世話になった九州男(くすお)さんのマスターだ。

なんか、太った?

と思ったら、糖尿で入院中との事。。

週末なので外出して来てるらしい。大変やなあ。

軽く挨拶して、稼いだら行きます〜と笑う。結局、行けんかったけど。

 

前のビルで客引きしてる兄さんも去年のままで、暖かさだけが違った。

前回は10月の末だったもんな。そりゃ、寒かったろう。

 

特に珍しい事もなかったが、ボチボチと聴いてもらったり応援してもらったりで、楽しく演奏は続く。

九州弁の集団が背面のビルに飲まれて行ったので、帰りに少し期待してたら話しかけてくれて、案の定で盛り上がった。福岡と長崎だって。

2時を回って、終了。

 

帰りがけに、大通りで詩を並べてる若い男の子と少し話した。

最近、俺って社交的だなあ。

 

6月28日収入 ¥7,800(すすきの)

 

 

6月29日(日) 〜札幌〜

エリッサ嬢との約束を月曜にしてるので、今夜もすすきので唄う事に決定。

これまた大通りだな、と札駅近くのネットカフェから移動してると、信号待ちの人だかりが。

なんだろうと思っていたら、間近に迫ったサミットのため警察車両の予行練習らしい。白バイの先導に続き、数台の車が走り終えるまで10分近くかかった。

痺れを切らしたオヤジが1人、交通整理してるお巡りさんの目を盗んで走っていたが、派手に怒られてた。それぞれの気持ちは解るけどさ。。。

 

さすがに日曜で、すすきのも大暇。

しかも雨が降ってきそうで、何の反応もないまま狸小路に避難。

唄ってる子らがいたけど、今夜は絡む元気がない。

朝まで座り込んで潰そうと思ってたら、これまた行き場のない酔っ払い姉ちゃんが絡んできて、苦笑いだった。

いわゆる、コブクロとか「千の風にぃ〜」とかムチャぶりする人で・・・(笑)。

かなりウザさはあったが、いい時間つぶしにはなった。

 

よし、明日はライブ設定だ。

稼がせてね!

 

6月29日収入  ¥0(すすきの)

by 手塚幸 at 14:21 │comment (0)
   

2008-07-08 (火)
小樽 2日目          日記 /日常雑記

6月27日(金) 〜小樽市〜

ふう。飲んだ飲んだ。

 

一夜明け、今日もすごく心地の良い天気。

そうだ! こんな日は水天宮だ!

小樽で一番のお気に入り。

って、実は1日中のんびりしようと思ってた図書館が、蔵書整理で休館日だったため(笑)。

でもでも、その選択は正しかった。

 

先日のブログにも書いたけど、水天宮は今年も穏やかに佇まいを正していた。

芝生の上に折りたたみの椅子を置いて、おばさんが二人、港を見下ろしてスケッチしてる。

いいなあ。俺も、昔はイラストレーターなんか目指してて、それより何より、高校サボっては平和公園(長崎)とかオランダ坂とかスケッチに行ってたな。

中でも好きだったのは、大波止のフェリーターミナル。

そっか。昔から船は好きだったんだ。

 

乗り物酔いしてたのに(爆)

 

ま、高校バス通学のおかげで揺れも克服し、今じゃすっかり旅唄い。

半年しか行かなかった学校だけど、その辺に感謝。あと、初恋の痛みにも(笑)。

 

俺はすぐ真上に広がる青空の下、途中のコンビニで買ったサンドイッチとからあげくんレッドをベンチに広げ、まずはビールを1口飲んだ。

ん・・・うまいなあ。

で、からあげくんレッドを頬張った。

ん・・・・・・辛いなあ(笑)

え〜!? 雰囲気で買ったけど、これって、こんなに辛かったの〜!?

メチャ辛いじゃん。

 

気がついたら、4時間近く座ってた。

大好きな四葉のクローバー探しもせず(マナカナさんに送ろうとか思いながら・バカね)、ボケーッとしてた。

ギターも持たず、手ぶらで。

 

いつか、誰かと来られればいいな。

 

 

 

夜はまたしても、早めに『こもる』へ。

昨夜は会えなかったポチこと亜沙美ちゃんがいる。わあい、ポチ大好き〜。

でも、今夜は挨拶したら、すぐに行くぜ。

とか言いながら結構な長居をしたのは、カウンターのPCで、

マナカナHPを見てたから。

嬉し気な手塚を、訝しげに見つめるポチ1匹。

いいじゃん、好きなんだよ〜。

 

ガード下に行き、いつもの準備を始めた21時過ぎ。

声がするなと思い坂の下を見やれば、去年一緒に唄った『さっさ』こと佐々木君が嬉しそうにやってくる。さっきの『こもる』で、ポチがメールしてくれてたのだ

ポチ、グッジョブ!

さっさは去年、奥さんとお弁当作ってフェリーターミナルまで見送りに来てくれたのだ。

 

8ヶ月ぶりに2人で並ぶ花銀ガード下。

目の前から、寿司処『中善』さんのマスターも挨拶に来てくれた。

嬉しいなあ。

 

 

珍しく若者も聴きに来てくれた小樽路上。

さっさの差し入れ『鬼ころし(やっぱね)』も進み、楽しく楽しく終了!」

さっさ! また秋に会おう!!

 

 

 

6月27日収入  さっさが煙草代のみで取り分を辞退してくれた ¥4、250(花園)

by 手塚幸 at 16:21 │comment (0)
   

2008-07-08 (火)
そして北海道          日記 /日常雑記

6月24日(火) 〜新潟市〜

そう。小樽行きフェリーに乗るはずが

 

新潟だ Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネーン

 

どうにも移動費を2日連続で浪費してしまい、どうしようかと考えたのだが。

ここはやっぱり、1日延期してでも手堅く行こうと決めた。

なぜなら北海道、毎回、初日から死にかける事が多いから(泣)。

 

大好きな小樽は、意外と路上ウケはいいが、深夜に過ごす手立てがない。宿も、いきなりじゃ予約はきつい。本当はあるんだけど、移動が大変。

札幌はといえば、深夜のみならず24時間でネットカフェでもなんでも充実してるけれど、今度は収入が伸び悩む。

 

なので、もう1日だけ、新潟・古町で頑張る事に決めた。

そして結果は出す男! 手塚幸、2日前の手持ちにカミンバ〜ック!!

 

 

6月25日(水) 〜新潟市 → 北海道・小樽市〜

さあ。準備は整ったよ。

マイミク(さりげなく新潟マネージャー)の、くりちゃん改めトモちゃんが、出勤前に車で港まで送ってくれました。サンキュ〜!

 

ただ、後悔がひとつ。

ボーッとしてて、フェリー定番の『カップ焼きそば』を購入しなかった事。

しかも売店に煙草もなく、後半戦は禁煙モードを余儀なくされた。旅唄い失格じゃん。

 

今回のフェリーでは旅人も少なく、船旅で初めて、誰とも会話をしなかった。

ギターケースなんか持ってると、たいてい誰かが話しかけてくるのに。かと言って、寂しい訳でもないんだけど。

定番といえば定番のお風呂1番乗りは、やりました〜。

トラック野郎より早いからな、俺。

 

10時半出航で、着は翌日4時半(!!)。

なので、まずは風呂上りのビールを飲んだら、ひたすら寝た。

そういや、同室の人達も、寝てばっかりだったな。

 

 

6月26日(木) 〜北海道・小樽市 → 札幌市〜

フェリーゆうかりは、定刻に小樽勝納埠頭へ到着。

うん。また来たんだな、小樽に。。

 

しかし、この船が10時半に新潟行きとなる手前まで、バスは動かない。

よって、それまではかなり暇。しかも煙草がない。売ってない。近所にあったはずのローソンも消えてる(な○卯になってる)。

う〜ん。。。

これは。。。

 

「すみませ〜ん。荷物、見ててもらって良いですか〜?」

 

同じく時間つぶしの方に荷物を見てもらい、早朝の小樽散策&コンビニ探し。

おばちゃん、ありがとね〜。

 

テクテクと、8ヶ月ぶりの小樽を迷いもせず突き進む旅唄い。

それにしても、天気は良さそうだ。

 

途中、長距離のドライバーに

「合同庁舎って、どっちですかねえ!?」

と、大声で尋ねられ

「運河沿いに真っ直ぐ行って、小樽駅に上がる道を逆方向です〜! ホテルノルドが左に見えるんで、そこを右です〜!」

と、なんで知ってんだか大声で答える旅唄い。

自○隊ツナギだったから、地元人か港湾関係者と思われたんだろうな(笑)。

 

往復40分で煙草を買って戻る。

んで、荷物を見てくれてたおばちゃんへのお礼にコーヒー牛乳を渡す、かなり良い感じの旅唄い。

・・・って、おばちゃんが良い感じなんだよ!

 

やと煙草も吸えて、人もチラホラ動き出した9時過ぎ、バスが来たので小樽駅まで移動。

それから間髪入れずに札幌へ移動。夜は小樽で唄うつもりだが、小樽より札幌が時間も潰しやすい。

札幌駅では、間近に迫った洞爺湖サミットのため、すでに警備が開始されていた。

 

サクサクと、最短ルートでネットカフェなんかに入る旅唄いに、旅情はない。

せっかく大観光地・札幌に来たというのに、このザマはなんだろう。ある意味、すっげえ贅沢だ(笑)。

 

あちこちに報告&連絡を済ませ、そして夕方、ついに小樽へ!!

 

学生がやけに目に付く駅前を軽く通り過ぎ、都通りアーケードを歩いた。 

18時前のサンモールのベンチに腰掛けて、感慨深く通りを眺める。

小樽は相変わらず、観光客と御近所さんが交じり合って出来上がってる町だ。

去年の秋に改築を知った駅前のサンビルは、すっかり工事が始まっているけれど。

大好きだったイタリアンの店は、あっという間になくなったけど。

それでも小樽は、俺の知ってる小樽のままだ。

 

18時丁度、いつも唄う花園銀座を抜けて、まずは今回1発目の挨拶場所へ。

暖簾をくぐると、居酒屋の大将はやっぱり驚いたけれど、すぐに「お帰り!」と言ってくれた。

片口から冷や酒を注ぎ、ぐい呑みを空けると、もうすっかり時間が戻る。

昨年からの報告と近況とつまらないバカ話に、笑顔以外は浮かばない。

あっという間に20時になったので、もう1度は顔を出すと約束して、店を出る。

タコ刺が美味しかったので天ぷらも揚げてもらって、3品のお通しにビールと酒が2合で、どうして1500円なんだ。

居酒屋『けやぐ』さん、ありがとう。

 

もう路上時間に入ってもいいのだが、やっぱりもう1件、挨拶に行きたい。

5号線へ曲がり、花園十字街(北海道では交差点を十字街と呼ぶ事が多い)を向こうに渡れば歴史的建造物の『無尽ビル』。

馴染んだエレベーターで2階へ上がり、重い木製の引き戸を開けると、変わらない光景。

バー『こもる』でも、やっぱり「お帰りなさい」なんだ。

 

前回に会話もしてたカウンターのお客さんが、あちこちに電話を掛けて、いないはずのスタッフまで呼び出してくれた。

楽しくて嬉しくて、バカ笑いばっかりで、ずっと飲んでいたかったけれど、せっかくの初日なので、すっかりいい時間になってたのに唄いに出た。

だいぶ、酔ってる。

でも良い。今夜は稼ぎなんて無視だ。初日だもん。

こんなだから北海道の初日は死に掛けるんだ、と思って笑った。

 

ひっそりとしたガード下でギターを出して、夜風にあたりながら唄っていると、おっちゃんが小銭を入れてくれた。おそらく自分が買って帰る途中だったはずの缶ビールまでくれたおっちゃんに、お礼を言う。

俺は、やっぱり笑顔だ。

 

すると、ほとんど間を空けずに近づいてきたダンディー。

流暢な日本語だけど、どう見ても外国の方。

ライブハウス『BENNY』のオーナーらしい。

店で唄ってくれないか、と誘われたので迷わず行く。

 

すっかり酔っ払いの演奏にも拘わらず、笑顔で聴いてくれたカウンターの女性達と、マスター。

マスター『J』は、オーナーの息子さんとの事。陽に焼けたスキンヘッドが、逞しい。

どうやらまた、小樽で顔を出せる店が増えた。

 

おごってもらったのに、更にBENNYさんから千円札を2枚もらって、今夜は終わりだ。

外に出たら、明るかった。眩しくもないのに、真っ白な朝だった。

 

始発まで、まずはサンモールのベンチで酔い覚ましでもしよう。

 

 

6月26日収入  ¥3,100(花園)

by 手塚幸 at 14:06 │comment (0)
   

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